膠原病診療ノート―症例の分析、文献の考察、実践への手引き
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膠原病診療ノート―症例の分析、文献の考察、実践への手引き
人気ランキング : 53666位
定価 : ¥ 5,460
販売元 : 日本医事新報社
発売日 : 2003-05 |
価格:¥ 5,460
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「ステロイド使い」の奥義?! |
膠原病は実に多彩で多科に渡る臨床症状を有している割には、多くの臨床家が苦手意識をお持ちの事と思います。また、60歳以上における不明熱は感染症か悪性腫瘍に二分される一方で、それよりも若年層では膠原病を無視する事はできないのが実情です。
本書は、自験例なども挙げ、この手の成書としては比較的明瞭かつ具体的に説明されています。最大の魅力は、膠原病には欠かせないステロイドの使い方に大きく章を割いていることかもしれません。これは実地において極めて重宝です。実際、大抵の本では「開始量どれどれ、以後漸減し何mgで維持」としか書いていませんが、本書ではその漸減の方法にとどまらず、漸減中の再燃や感染合併時の対処法などがきちんと解説されています。何よりも、私も医局の先輩に経験論的にしか教わらなかった「ステロイドの内服から点滴への変更時の奥義」まで記載されているのには、一種感動さえ覚えました。
また、CRPや赤沈などの重要なパラメーターの経過における変化の意義と判断についても詳細に説明されており、そういった意味では、専門施設から寛解後のfollow upを依頼された先生などにも大変役立つと思われます。
また、私のように大学を離れて「野に下り(?)」しがない一般内科として診療しているにもかかわらず、日々「膠原病っぽいんですけど・・・。」と難問を持ち込まれる「半端者」には、昔の知識の整理と新たな知見を確認するのに最適です。
残念なのは写真が少なく、また白黒である点(膠原病では皮膚病変も重要ですから)とMMP-3についての記載がないことくらいでしょうか。
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only oneに近い本 |
和書ではこれより右に出る本はありません。
記述がまだるっこしいところや、意味がわからずイライラするところ
もありますが、こういう本を出版したこと自体が画期的だと思います。
他の和書で現実的に役に立つ本はまずないと考えています。
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神経内科医としては訂正してもらいたい箇所が少なくない |
経験から書かれているなど、すごく良い本で、また評判が高いだけに、この改訂にさしては もう少し訂正が欲しかったと思います。
とくに 多発筋炎、皮膚筋炎の章では、
針筋電図所見とか 鑑別診断とか 間違いといわざるを得ない文章が残ったままでありまして、甚だ残念でした。
膠原病は多くの診療科に関係する複雑であることを痛感するとともに、
もしかしたら神経内科以外の他の診療科の先生から見ると、不満な記載がないだろうか、ということも少し気になっているこの頃です。
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膠原病専門医以外 |
膠原病専門の医師以外でも膠原病関係の辞書的な感じで使用することができるのでおすすめです。新しい文献からの引用が非常に多くたくさんの文献を自分で集めなくてもトピックスがわかります。当然出典もしっかり書いてあるので、文献集める時も助かります。
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初心者として、専門家として |
日本で膠原病を勉強するときもっともためになるのはこの本でしょう。研修医が質問したいことは、ほぼ網羅されているし、専門家としても、症例の提示から最新の知見まで語りかけるような論法で記述されているため、大変わかりやすい。入門書としても、病棟に一つ置いておくものとしても、これに勝るものはないでしょう。